No.3 小豆入り 発芽玄米ご飯

材料
- 発芽玄米:2合(300g)
- 古代赤米:少々
- 小豆(乾燥):大さじ2(約30g)
- 水:600g
- 自然海塩:2g
- 黒胡麻
作り方
- 発芽玄米の準備
My Brownの発芽玄米は洗わなくても大丈夫!水に30分〜1時間ほど浸けなくてもすぐに炊けます! - 炊飯器の場合:小豆を下ゆでする 圧力鍋の場合:乾燥小豆のまま使用
どちらの場合も小豆はさっと洗います。
炊飯器の場合:小鍋に入れてたっぷりの水で5分ほど下ゆでし、ちょっと硬いくらいでが出来上がりに小豆が割れなくていいですよ。赤い茹で汁はポリフェノールを含みますので炊くときに使用します。 - 炊飯器で炊く
発芽玄米と小豆と自然海塩を炊飯器に入れ、分量の水(炊飯器の場合は茹で汁を先に入れて足りない水分を足します)を注ぎます。塩を加えると甘みが引き立ちます。 - 炊飯モード選択
「玄米モード」または「白米より固め」で炊飯します。なければ通常モードでもOKですが、やや硬めに仕上がります。
※圧力鍋の場合は、メーカーによって炊き方が違いますので説明書で確認しましょう。
- 蒸らして完成
炊きあがったら10〜15分蒸らし、軽くほぐして完成。
▽ポイント・アレンジ
- 小豆の香りと玄米のぷちぷち食感が絶妙な組み合わせ。
- 自然海塩を少し加えることで、甘みと旨味が引き立ちます。
- 梅干しやごま塩を添えても相性◎。
- 冷凍保存もでき、腸内環境を整える習慣づくりにおすすめ。g数を測ると便利です!
美容と健康に
① 腸活に◎:食物繊維が腸を整える
発芽玄米と小豆はどちらも食物繊維が豊富で、腸内環境を整えるのに最適です。発芽玄米には不溶性、小豆には水溶性の食物繊維が含まれており、両方の働きで腸のぜん動運動を促進。便通を改善し、老廃物の排出をサポートします。腸内の善玉菌を増やし、腸内フローラの環境改善にも役立ちます。
② ダイエットに◎:満腹感が続く低GI食
発芽玄米も小豆も「低GI食品」で、血糖値の急上昇を防ぎ、脂肪をためにくくします。また、噛みごたえがあり、自然と咀嚼回数が増えることで、満腹中枢が刺激され、少量でも満足感が得られやすくなります。食物繊維の働きにより、脂質や糖の吸収を抑える効果も期待できます。
③ 美肌に◎:ビタミンとミネラルが豊富
発芽玄米にはビタミンB群やマグネシウム、小豆には鉄や亜鉛が多く含まれています。ビタミンB群は代謝をサポートし、肌のターンオーバーを促進。鉄分は血行をよくし、くすみのない肌へ。さらに亜鉛は肌の修復に役立ち、ニキビ予防にも効果的。自然な美肌づくりにうれしい栄養がぎゅっと詰まっています。
④ むくみ解消に◎:カリウムたっぷり
小豆にはカリウムが豊富で、体内の余分なナトリウム(塩分)を排出し、むくみを改善する働きがあります。特に女性に多い下半身のむくみに効果的。発芽玄米のマグネシウムとの相乗効果で、巡りの良いスッキリとした体を目指せます。生理前や塩分の多い食事の後にもおすすめです。
⑤ 代謝アップに◎:GABAやポリフェノールが働く
発芽玄米に含まれるGABA(γ-アミノ酪酸)は自律神経を整え、ストレスによる過食を防ぎ、代謝アップを助けます。また、小豆にはポリフェノールが含まれ、抗酸化作用が強く、細胞の老化を防ぎます。これらの栄養素が内側から体を整え、自然な脂肪燃焼をサポートします。
▽小豆ご飯の慣わし
① 新月×小豆ご飯:新たな始まりを整える「陰」の力
新月は「陰」のエネルギーが満ちる「陰が極まり陽に転ずる」時。内側を整え、リセットするのに最適なタイミングです。小豆ご飯には浄化の力があるとされ、体内の余分な水分や毒素を排出し、腸を整えるサポートに。心と体を一度空っぽにし、新しい始まりを迎える準備食として、昔から食べられてきました。
② 満月×小豆ご飯:満ちた陽を調和する食の知恵
満月は「陽」が極まり、感情や体調が不安定になりやすい時期。小豆の赤色には魔除けや鎮静の意味があり、昔から邪気払いとして重宝されてきました。陰陽のバランスを整える食事として、満ちすぎたエネルギーを鎮め、心身の安定を促す目的で小豆ご飯が食べられていました。


