【実家からお米とお野菜送ってきたよ】
\お米と麹を食べて健康美人になろう/
腸活・うん活
麹屋生まれの管理栄養士
平島さゆり です。
『元気しとるね〜。
米が穫れたけん送るよ〜』
先日、父から電話あり
『今年は特A佐賀県推奨米の
〝さがびより”を作ったよ』と。
収穫の喜びの笑顔が想像できる声。
子供の頃、まだ稲刈り機だった時代、
学校から帰ると家族総出で
『稲こづみ』
『稲小積み(稲こづみ)』は佐賀弁?
言っても知らない方が多く、
稲を家みたいに重ねて干すこと。
と、聞かれるごとに説明してきたよ♪
子供でも手伝いになるから、
休みの日や学校から帰ると
親戚やばあちゃんちにも
お手伝いに行ってた。
機械の入らない所は、
稲を手で刈り取って、
ワラで結ぶの!
水捌けがいいように、
一列に四角に土を掘って、
5箇所土台を作る。
そこに四方から稲の束を
三角三角に重ねて、
家みたいに積んでいく。
上から見たら『+』
思い出しながら描いてみたけど
稲の重なり具合、伝わるかな〜!
たくさんできたら
稲小積みのくぼみで
かくれんぼや秘密基地や
お母さんごっこの家になる。
田んぼ中の落ちたわらをかき集め
焚き火が始まる頃は終わりが近い。
端っこからローラー作戦で
子どもたちで『落ち穂ひろい』
夕陽が沈む前に、
早く帰れるように
子どもでも察知して、
取り掛かかる。
『お米一粒一粒には神様が宿っている』✨と聞かされ、
お米をひとつでも見落とさないように、
目を皿のようにして探す!
私は、弟や妹の跡を二重チェック♪
栄養士の仕事も食事の二重チェック!
職業病ね!
束にできない短い稲穂には大喜び♪
焚き火の中にそっと置くと
白くポンポンと音を立てて、
もみからはじけ出すお米🌾
ちょっと香ばしい香り!
それがまた美味しい!
楽しいおやつだった〜♪
そのあと乾燥した稲の脱穀が始まり、
『藁小積み(わらこづみ)』になる。
どこのうちも一致団結して、
ご近所さんも手伝って、
ご飯やおやつを持ち寄ってた。
わらでチカチカしないようにと
母が色んな工夫をしてくれた。
と、懐かしく思い出しながら、
段ボールの中の色んな袋を開ける💓
お米と一緒に
段ボールいっぱいの
お野菜と玉ねぎと柿。
種類ごとに分けてある。
玉ねぎ一個一個を磨いて
出荷している両親。
柿も磨いたであろう形跡が…。
丁寧に作物と向き合って
生きてきたのだなぁ…。
父は70年近く、
70回近くお米を作ってる。
どれほどの方の口に入ったのか、
としみじみ。
こうやって元気に作物を作っている
両親、弟たちからの
五穀豊穣のお裾分けに感謝しつつ
美味しくいただいてます!
最近お天気にも恵まれて
先日の秋の夕暮れも素晴らしかった!
今日も秋晴れ雲ひとつないいいお天気☀️🙏
この時期のいいお天気も、
こんな昔を思い出します。
収穫の秋🌾
一粒のお米に思いを馳せてみませんか?